神津島に行ってきました。

赤崎遊歩道ー神津島 島しょ

はじめに

2026年2月、東京都中小企業診断士協会三多摩支部の企画で、神津島へ行ってきましたので、その記録です。

私個人としては、島しょに関わる機会にはなるべく参加したいと思っており、今回も手を上げました。これまで三宅島に2回、八丈島に1回訪問しており、今回の神津島訪問で2023年から4年連続、東京島しょ部として3島目の訪問となりました。過去、島しょ訪問の記事はこちら。

神津島の基本情報

神津島地図

神津島は、伊豆諸島の中央部に位置し、東京都心部から南に180Kmに位置し、面積は18.58平方Km、人口はおよそ1700人の1村1集落の島です。アクセスは、飛行機と船があります。

飛行機
調布飛行場→神津島空港 約40分

(竹芝桟橋→神津島)
大型客船で12時間、高速船で4時間

(横浜港→神津島)
大型客船で10時間30分

(下田→神津島)
カーフェリーで4時間20分

熱海-神津島間の高速船もありますが、今は夏場やGW時期など限定的な運航となっているようです。

神津島は中央部に新日本百名山にに選ばれている天上山(標高572m)があり、砂浜の海岸も複数あるので、夏場にはファミリーで訪れる方が多いそうです。赤崎遊歩道から海への飛び込みも少し泳げるようになった小学生だったらめちゃくちゃ楽しいでしょうね!

産業としては、漁業、農業、観光で成り立っています。キンメダイや伊勢海老がよくとれるそうで、夕食には大きなキンメダイの煮つけが出てきて、とてもおいしかったです!

まずは、調布から飛行機で。

天候も落ち着いていて、無事飛んでくれました。乗ってしまえば、あっという間。約40分のフライトでした。

神津島の言い伝え

神津島は、島としては珍しく湧水が豊富なことから、近隣の島から神様が水をもらいに集まった、神の集まる島(神集島)が転じて、神津島と呼ばれるようになったという言い伝えがあります。
写真(左)は町中の目の前にある前浜海岸の水配り像です。貴重な水を先着順で配ることになり、早く着いた御蔵島の神様、次が新島、八丈島と並んでいる様子だそうです。

写真(中・右)は多幸湾近くにある多幸湧水です。多幸湾は島の東側にあり、町中からは少し距離がありました。水が汲めるようになっていて、水筒や空きペットボトルを持っていけば、持ち帰ることができます。私も飲んでみたら、澄んでいて大自然を感じることができました。ボキャブラリー少なくて、それ以上うまく表現できないのですが💦

マンホールも神津島仕様

仕事でマンホール関係の会社とお付き合いがあって、マンホールを見ると写真撮りたくなります。
左のマンホールはカジキと波が描かれています。神津島では毎年、国際カジキ釣り大会が開催されるほどカジキが釣れること右のカラー入りのマンホールには、島の鳥イイジマムシクイと島の花サクユリが描かれています。

飲食・宿泊

Hyuga brewery(日向麦酒)

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もともとはクラフトビールの醸造所なのですが、飲食店も併設されています。ただし、毎日営業しているわけではないので、事前調査はしっかりした方がよさそうです。島のランチ難民話はどこにもあるようですが、神津島も漏れずにランチ難民になるそうです。

今回は、ランチに明日葉のピザとくさやのピザをいただきました。くさやは思ったより全然においしないし、普通の焼き魚って感じでおいしかったです。普通に焼き魚で頼むとやっぱりすごいにおいがすることが多いので、そうならないように工夫して調理されているのではないかと思います。

ここでは飲まなかったのですが、ホテルの夕食でここのクラフトビールいただきました。
明日葉のビール(Anjie)をいただきました。イメージ的に苦みがありそうですが、全然そんなことなくて飲みやすかったです。

よっちゃーれセンター食堂

二日目のお昼でお邪魔した神津島港にある食堂。1階では魚介類のおみやげが買えて、2階ではとれたばかりの魚介類を使った食事が楽しめます。私は漬丼定食をいただきました。やっぱりとれたてって最高。早めに行かないとあっという間に売り切れてしまうそうです。

ホテル神津館

島唯一のホテル。伺った時は館内で改装工事をされていて、完成後は以前より広くてゆったりしたお部屋になるそうです。ファミリーやグループ向けにも対応できるとのこと。広い宴会場がある宿泊施設はほとんどないので、そういう意味でも強みですね。
宿の夕飯では、キンメダイの煮つけや取れたてのお刺身をいただきました。キンメダイって、こんなにおいしかったですか!?と思うほど。料理の腕はもちろん、新鮮な食材は最高ですね!大満足でした。

神社

いくつかあるようですが、私が実際にお参りしたところを2か所ご紹介。

物忌奈命神社

物忌奈命神社

927年に書かれた延喜式神名帳に掲載されているという由緒正しき神社。前浜海岸のすぐ上に鎮座しています。境内には砂が敷き詰められており、8月に行われるかつお祭りに合わせて舞浜海岸から補充?するそうです。

御朱印はスタンプがあるらしいのですが、分からず断念。

阿波命神社

温泉と赤崎遊歩道の中間くらいにある神社。
ここは、近くの海岸の平たい石に砂を乗せて、鳥居に備えてお願いごとをするという風習が伝わるそうです。私もやってみましたが、石の写真、撮り忘れました💦

そのほかの見どころ

ジュリアの十字架

村中から10分ほど車を走らせた山の中から少し上ると、高さ10mもある大きな十字架が目に飛び込んできます。あたあジュリアをしのんで建てられた十字架です。
ジュリアは、朝鮮の出身で、安土桃山時代に朝鮮出兵の際に保護(連行?)され、小西行長のもとで育ち、行長夫人の下でキリシタンの洗礼を受けました。小西行長が関ヶ原で敗れた後は、家康の大奥に召し上げられたが、家康のキリスト教禁止令に背いて神津島に流刑となり、神津島で布教活動や学問を説いて、この地で亡くなりました。朝鮮から連れてこられて、この離島で生涯を閉じるという数奇な運命をたどった女性ですが、このような十字架を建ててしのぶくらいですから、島の人々に愛されるような活動をされた方だったのでしょう。

すごく見晴らしの良い場所に立っています。

赤崎遊歩道

おそらく神津島といえばここをイメージされる方も多いのではないでしょうか。夏になると、飛び込んだり、ぷかぷか浮いたりできるそうで、小学生くらいのお子さんには天然のサマーランド?みたいな感じでしょうか。水もやばいくらい透き通っていて、私もここで泳ぎたい。。。大自然を満喫できる、超おすすめスポットです!

ぶっ通し岩・トロッコ跡・返浜

よたね広場

星空観察でよく案内される広場で、朝散歩で行ったので、まったく星空ではなかったのですが、確かに開けているし、村中が一望できる良い広場でした。きっと晴天の夜には満天の星空が広がることでしょう!広場の一角に、全天候型の星空観察施設を建設中でしたが、まだ完成していないようでした。聞いてみると、星空保護区にも認定され、とても売りにされているのですが、とはいえ、晴れるのは年間の1/3程度だそうで、星空を拝めるのはなかなかのレア体験なのです。そのため、全天候型の施設を作ろう!ということのようで。今後の展開に期待です。

千両池

島の南部にあり、真上を飛行機が通るような場所。入り江になっていて、車で途中まで一本道を行き、そこからさらに徒歩で20分ほど降りていくと遭遇できる、まさに絶景!この素晴らしさは、きっと写真ではつたわらない。でも、結構ハードなので、足腰に自信のない方はお勧めしません。

まとめ

東京島しょ部3島目も大変貴重な体験をさせていただきました。

今回天上山には行けなかったのが少し残念ではありますが、それでも多くの島の名所を巡り、大自然を満喫してきましたのはもとより、ここには書きませんでしたが、事業者さんや商工会さんともお話しすることができました。ほんの1泊2日で何を理解できるかわかりませんが、それでも現地に行き、そこで感じることが、神津島だけでなく、島しょの支援という意味でも、島しょ以外の中小企業の支援という意味でもきっと役立つことがあると信じて、これからも現場を大事にしていきたいと思います。

また、島行くぞ!

今回、アテンドしてくださった三多摩支部会員部のM部長、広報部のF部長。ありがとうございました。


謝辞
アクセスのところで使用した船・飛行機の画像素材は、ICOOON MONOさんよりお借りしました。

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